ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
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 おや、同じこと思う人がいるものですね。

 あまおち総統エッセイ 第5話『同人リプレイ解禁を』

 全く同じ経緯で、私もJGCのサークルコーナーへの参加を断念した経験があります。
 2004年でしたか、最初のヴィジュアルリプレイを作った頃の話です。
 オリジナルシステムか汎用コンテンツか、あるいは著作者の許諾を得てルールブックを販売しているか。そういうサークルしか、JGCのサークルコーナーには参加できないのです。
 そして私も同じように、「同人リプレイが、ルールブック売り上げに貢献できるはず」と考えていたので、悔しい思いをしたものです。


 まあTRPG同人誌の歴史を辿れば、出版社側が不信感を抱くような出来事も色々とあったもので。
 クラシックD&Dの時代、ルールブックのコピーをコミケで頒布する輩がいたとか。
 海外システムの私家翻訳本も、裁判沙汰になりかけていたと聞きますし。
 また、主にウェブでの同人リプレイで、市販シナリオのリプレイがあります(ただしこれについては、異なる動きも出てきています。長くなるので詳細は後日。書ければ)。

 そういった負の側面を考えても尚、私は「同人リプレイがTRPGゲーマーを盛り上げているはずだ」と信じています。
 例えば、私が過去作って来た同人リプレイに対して、「ガープスやりたくなった」「アリアンロッドちょっとやってみようかなぁ」といった、「プレイ意欲が刺激されました」という感想は良くもらうのです。
 遊ばれれば、ルールやサプリ、リプレイなど関連アイテムの売上に繋がって行くと考えられます。
 「我々は、メーカーや出版社の味方になれるはず」
 と考えている訳です。


 ただ、口では何とでも言える訳で。
 かつて受けた「証拠がなきゃ信用されませんよ」と言う指摘は、実にもっともです。

 証拠。
 つまり、「同人リプレイがきっかけで、これだけの人がルールブックを買いましたよ」というデーターです。
 同人リプレイがルールブックの売上に貢献している、と言う実績が示せれば、出版社に許容してもらえるかも知れません。
 
 もちろん、「その実績をどう証明するんだ?」という問題点があります。
 紙媒体の同人リプレイでは、その証明はなかなか難しいですね。

 でも、ウェブで公開されているリプレイなら方法がありますね?
 
 
 そう、皆さんが大っ嫌いな「アフィリエイト」です。
 アフィリエイトは、そのリンク経由で販売された部数を他者が記録してくれます。振り込み履歴は、銀行という第3者による証拠になります。
 手順はひどく簡単です。
 アマゾンなんかのアフィリエイトを、ウェブ同人リプレイのあとがき辺りに導入するだけです。
 「このリプレイは、新紀元社から発売されているシノビガミというゲームを遊んだ記録です。あなたもルールブックを買って、遊んでみませんか?」
 てな按配です。


 …ま、ほとんど売れなかったんですけどね(苦笑)。


 私のサークル一つで実績を叩き出す必要はないのですが、1サークル20冊ぐらいは売らないと、同人リプレイ全体の実績として主張するのは難しいでしょうねぇ。
 というのは、仮にアリアンロッドのリプレイサイトが50ぐらいあるとして、平均20冊で1000部。
 アリアンロッドの初版が1万部で、増刷1回で+2千部だとすると、10刷で3万2千部ぐらい。3%弱になります。
 ルールブックの売上部数の3%が同人リプレイ経由だったら、多少の存在感はあるだろうと、思ったのです。
 まあ、ルールブックの発行部数は公開されていないですし、リプレイサイトの数も適当なので、信頼性はほとんどない計算ですが。
 ただ目標設定というのは必要ですから。


 ちょっと惜しかったのが、うちのヴィジュアルリプレイをきっかけの一つとして、アリアンロッドを(というかTRPGを)はじめた人・興味を持った人が「いた」と言うことです。
 少人数ですけれども、確かにいました(コミケでそう話して下さった方もいましたし、掲示板にそういう事を書いていた方もいました)。
 ただ、うち「だけ」ではなかったのです。
 いくつかのリプレイサイトを回って、複数のリプレイを読んだ上で、TRPGの世界に入って行った。
 となると、ルールブックは書店で買ったかも知れませんし、アフィリエイトなしでアマゾンで買ったかも知れないのですね(TRPGを始めるきっかけの一つが私の作品だった人数より、アフィリエイトの売上部数は下でした・笑)。


 というわけで、私が2年前に目論んだ実績証明は、全然上手く行かなかったのです。

 ただ、ニコ動のアイマスリプレイで、ほぼ同じ形ができています。「ニコニコ市場」ってやつです。
 2010年10月30日現在、ニコ動全体でアリアンロッドのルールブックの販売数は27部。ソードワールド2.0は215部です。
 複数作者合同の値ですので、アリアンの27部は実績としてちょっと寂しい数字です。しかし、SW2.0の215部は大したものです。
 
 私が失敗したのが、(マイナーな)一つのサークルだけでの試行であったから、という可能性はありそうです。
 前述したように、読者側も複数サークルの同人リプレイを読んだ上で、ルールブックを購入しているようです。
 と言うことは、数十の同人リプレイサークルがアフィリエイトを導入し、かつその成果を公表したら。
 案外、いけるかも…?
 保証はありませんが、どうせタダで挑戦できるのですから、やってみるのも良いかも知れませんよ?
 

 追記:「アフィリエイトは金儲けだ」というイメージが世の中に蔓延しています。ですが、TRPGルールブックでアフィリエイトやったって、全然儲かりません。収入は3%程度です。700円の3%が20冊売れたって、420円ですよ(笑)。
 


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【2010/10/31 19:48】 | トークRPG実験箱
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 当落通知メールが届く前から、「当選しました」とか「落選しました」とかのつぶやきを目にし、そわそわしていた丹川です。

 と言う訳で、C79(2010年冬コミ)、無事当選しました!

 12/29(水) 東 V-48b 「PolarBlue」

 です!


 今回の予定新刊は、なんと3つ!
 本当に作れるのか!?(笑)
 
 
 ☆ラジデシナ シナリオプラス(仮) 第1回、第2回
  「俺のシナリオを聞けぇぇええ!!」
  TRPGのシナリオソースを熱く熱く語ったウェブラジオ、「ラジデシナ」。
  そのラジデシナに、「マップが欲しい」「敵データーが欲しい」「書籍シナリオ化して欲しい」と言ったご意見を頂きました。
  この声にお応えしたのが、この「シナリオプラス(仮)」です!
  書籍シナリオとラジデシナのCDがセットになったものです。
  (既にCDを所持されている方は、CDなしも選択可能です)

  アリアンロッドのシナリオ「Welcome to Inferne」を収録した第1回。
  ブレイド・オブ・アカルナのシナリオ「誇りの所在」を収録した第2回。
  それぞれ独立した冊子で頒布予定です。


 ☆アリアンロッド ヴィジュアルリプレイDGM(仮)
  お待たせしています。大変長く、お待たせしています。
  ついに、ヴィジュアルリプレイが帰ってきます!
  冬コミは残念ながら予告編のみですが、丹川幸樹の意味不明な構想の一旦は垣間見えるハズ…!
  ニコ動もYouTubeもなかった時代に動画で見るリプレイを作った男が、次の時代を目指してお届けする、ハイパー・フライング・ファンタジィ!(何それ)



 現在、ちょっとさぼりつつも、元気に製作中!




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【2010/10/29 23:23】 | 憚りながら申し上げます
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 twitterにはまりすぎてて、(主に原稿が)やばい丹川です。
 まあ収穫になる情報は入手できたりしているのですが。次の次の企画とかに役立つもので、当面は関係ないものばかりですが(苦笑)。
 …何か色々とすみません。

 さて、ようやくですがヴィジュアルリプレイDGM、デザインの仕様書を上げました。
 仕様書からFlashで作成とか、意味不明な状態です。
 それで73ページとか。もっと意味不明です。

 デザインしてもらいたいものの説明をするのに、「前作のキャプチャー取って切り貼りするなら、仕様書Flashで作って、前作のパーツはりつけた方が早くない?」と思っただけなんですけどね。
 実際は…あんまり早くなかったですかね(苦笑)。
 まあ、改造しやすくなったというメリットはあるかも知れません。次作でデザイン変える時とか、楽できると、良いですねぇ。(と思いながら、大して楽にならないのがいつものパターン)

 あと、1ページはヴィジュアルリプレイのページレイアウトでのものなので…約200文字ぐらいしかありません。A4の1/4ぐらいかなと。
 だから、「青の彼方」の仕様書の1/3ぐらいの分量で済みましたよ(というか、「青の彼方」の時が異常だったのですが)。


 さて、デザイン仕様書が上がってもやることは山積み。
 少し休んだら、次へと参りましょう。


 追伸:あ、受付確認ハガキによると、今回は書類不備じゃなかった模様です(笑)。


【2010/10/24 13:19】 | 天地未だ形れざるとき
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 PolarBlueから出すヴィジュアルリプレイの第1作。
 「アリアンロッド・ヴィジュアルリプレイ DGM(仮)」の企画書と仕様書を書いています。
 前文がまとまったので、調子にのってアップしてみます(笑)。


「時代は変わる。
 僕らが最初のヴィジュアルリプレイを作っていた時、今みたいに動画リプレイが氾濫する世の中を、予想することが出来ただろうか?
 もはや、ヴィジュアルリプレイをただ作っただけでは、「何の変哲もない」と評される世の中になっているのだ。

 時代は変わる。
 動画リプレイ流行の起点が、僕らでなかった事は残念だ。
 けれど、僕らのアイディアは確かに優れたものであったと、みんなが証明してくれた。
 あの時、確かに僕らは革新的だったのだ。

 時代は変わる。
 さあ、前に進もう。
 僕らは時代の一歩前を行く、先進者なのだ。
 過去の手に入れ損なった栄光なんかどうでもいい。
 次なる時代の、新しいTRPGスタイルを創り出すんだ!」


 相変わらず、アジってます(笑)。
 でも、長い企画の第1歩ですので。
 ちょっとは燃える内容になっていないとね。
 冬コミまで完成は難しくなってしまいましたが、でも皆さんをびっくりさせるようなネタを仕込み中です。
 お楽しみに!
 

【2010/10/08 01:02】 | 天地未だ形れざるとき
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 冒企の中の人から、「ラジデシナ聴いてますよ」って言われて、すっかり上機嫌の丹川です(笑)。

 それはそうと、twitterやるとブログを書かなくなると良く言われますが、私もその傾向に陥りつつあります。
 同人誌の作業状況とか、ブログじゃなくてtwitterで十分な気がしてきます。
 まあでも、ブログでまとめてあると、後から懐かしむって使い方もできるのですが(笑)。

 「140文字で言いたいことをどう伝えるのか?」と言う束縛が、面倒くさいときもありますが、意外と面白く感じる時もあります。
 前後の文脈を無視してそれだけ取り上げられることがあるので、とにかく一旦は140文字で完結しないといけないのですね。
 ブログなら10倍は長く書きそうな内容をどう縮めるのか。
 やってみると、なんとなくできちゃったりするものです(笑)。

 文章を短く書く訓練って、私はあんまり積んでいないのですが。しかしヴィジュアルリプレイにしろラジデシナにしろ、短く書く能力が必要な場面に多く遭遇しているのも現状。勉強の機会だと前向きに捉えるのも良さそうです。
 いつまでも、「丹川以外のテキストライターが必要だ」とか言ってられませんしね。どうせ見つからないんですし。
 

【2010/10/03 01:02】 | 哀心よりお悔やみ申し上げます
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