ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 原稿が上がった記念にと、地元のTRPGを扱っている本屋で見かけたAの魔法陣を購入。
 道には迷っているし、何かの参考になれば良いなぁ…と思いつつ読んで見ています。
 いますが。

 Aマホは面白いのか否か。
 ルールブックをまだ完全には読んでいませんが、非常に評価に迷っております。
 問題なのは、遊びたいとは必ずしも思えていないと言うことです。
 「凄いルールだ。絶対に遊びたい」と思うのならば、評価はさておき、遊びます。評価に悩む必要がありません(笑)。
 評価に迷っていると言うことは、つまり「これは面白いのかなぁ。実は面白いゲームで、それを見落としていると嫌だなぁ。遊んでみて確かめるかなぁ。でもなんか面倒だなぁ」と思っていると言うことです(苦笑)。

 一応言っておきますが、一種の革新性があるという点は否定しません。
 
 Aマホは、同人TRPGで以前見たことのある「こじつけ型システム」のように見受けられます。
 つまり、どんな理由でも良いから、こじつければ勝ち。
 だから、(Aマホ用語ではなく一般的な言葉に直して説明すると)「俺は米粒に文字がかけるぐらい器用だから、宇宙船のアームで壊れた船体を修理するのもできるはずだ」みたいな、そんな論理展開で、障害を解決して行くことになるようです。
 そのこじつけに対するシステム支援は、良くできているかも知れません。
 現在のデーター重視ゲームの次の世代は応用重視ゲームであろうと思っているので、確かに応用重視ゲームだと評価できるかも知れません。

 ただ、そこで生成するストーリーが、ひどく「B級映画・アニメ」に見えるのです。まるでレレレでも見ているような、そんな印象。
 少なくともリプレイを読んだ限りでは「おい、そんな理由で有利になって良いのかよ?」と思うような理屈が通る。割合、B級の映画やアニメってそういう強引な理屈説明が多い印象が。
 例えば、研究開発をTRPGにするのには、向いていないのではないかと。何度も挑戦してもダメな壁にぶち当たり、ぶち当たりつつも体当たりを続けるような、そういう物語には。
 ヒューマンドラマ系にも向かないと思うのですよね。
 で、私はそういう「やってもやってもダメ」という物語が好きなんですね。少なくともそういう人生送っていますし、そういう人生観ですし。(まあ現実に私が、その人生観にマッチするセッションを遊べているかと言うと、そうでもないのですが)


 とどのつまりは即興劇なんです。即興劇には即興劇で良さがあるとしましょう。
 でも決して即興劇が、ちゃんと脚本のある劇を駆逐していないように、Aマホが他のTRPGを凌駕することは決してないと思えるのです。

 もちろん、それは逆も然りで、即興劇が決して消滅していないように、Aマホ型のRPGもなくならない。一つのジャンルとして開花して行くことになるように思います。

 そう考えると、実は私が理想にしている「多様なTRPG」の一つのベクトルとして評価できるかも知れません。
 しかし、それは別に私が好きなものではないし、「まあ楽しいと思う人が是非、楽しんでいて下さい。私は干渉しないよ」というものですか。

 …やっぱり無理して遊ばなくても良いですかねぇ。



追記を閉じる▲
 
 Aマホは、同人TRPGで以前見たことのある「こじつけ型システム」のように見受けられます。
 つまり、どんな理由でも良いから、こじつければ勝ち。
 だから、(Aマホ用語ではなく一般的な言葉に直して説明すると)「俺は米粒に文字がかけるぐらい器用だから、宇宙船のアームで壊れた船体を修理するのもできるはずだ」みたいな、そんな論理展開で、障害を解決して行くことになるようです。
 そのこじつけに対するシステム支援は、良くできているかも知れません。
 現在のデーター重視ゲームの次の世代は応用重視ゲームであろうと思っているので、確かに応用重視ゲームだと評価できるかも知れません。

 ただ、そこで生成するストーリーが、ひどく「B級映画・アニメ」に見えるのです。まるでレレレでも見ているような、そんな印象。
 少なくともリプレイを読んだ限りでは「おい、そんな理由で有利になって良いのかよ?」と思うような理屈が通る。割合、B級の映画やアニメってそういう強引な理屈説明が多い印象が。
 例えば、研究開発をTRPGにするのには、向いていないのではないかと。何度も挑戦してもダメな壁にぶち当たり、ぶち当たりつつも体当たりを続けるような、そういう物語には。
 ヒューマンドラマ系にも向かないと思うのですよね。
 で、私はそういう「やってもやってもダメ」という物語が好きなんですね。少なくともそういう人生送っていますし、そういう人生観ですし。(まあ現実に私が、その人生観にマッチするセッションを遊べているかと言うと、そうでもないのですが)


 とどのつまりは即興劇なんです。即興劇には即興劇で良さがあるとしましょう。
 でも決して即興劇が、ちゃんと脚本のある劇を駆逐していないように、Aマホが他のTRPGを凌駕することは決してないと思えるのです。

 もちろん、それは逆も然りで、即興劇が決して消滅していないように、Aマホ型のRPGもなくならない。一つのジャンルとして開花して行くことになるように思います。

 そう考えると、実は私が理想にしている「多様なTRPG」の一つのベクトルとして評価できるかも知れません。
 しかし、それは別に私が好きなものではないし、「まあ楽しいと思う人が是非、楽しんでいて下さい。私は干渉しないよ」というものですか。

 …やっぱり無理して遊ばなくても良いですかねぇ。


【2006/07/10 22:04】 | 哀心よりお悔やみ申し上げます
トラックバック(0) |

アドリブマスターを思い出した
水瀬瑞樹
そうかこういうのは君は好きではないシステムなんだ。
私は参加できるなら好きだな、即興劇(笑)。
そして「何度も挑戦してもダメ」な物語はさほど好きでなくて、
人生観も「どっかに一発逆転は転がってないかなぁ」と、楽したいタイプなんで(^^;
それにB級の強引さも、ツボにはまれば好き。少林サッカーとか;
「おい、そんな理由で~」という感想が出てくるのは、
最低限のリアリズムは担保したいと考えているからかな。
私は別に、物語世界が砂上楼閣で作られていてもあまり気にしない。
面白ければ良しw

こじつけ型、ってことはその場のノリを制したもの勝ちなのかな。
メッセの友人でアドリブマスターを自認する人がいるんだけど、
彼はこういうの好きかも。
なりきりチャットだってカウンセリングだって、
役割演技のグループセラピーだってTRPGだし、
そもそも人生自体TRPGだ、と言ってたからな。
以前「戦闘もダイスもないTRPG」について話した時。

そいでもって携帯のオンラインセッションで、こういうのが
寝転がりながら出来るといいな、
とか言ってみる(笑)。
参入自由、プレイ時間も自由、
一つの掲示板でみんなが遊んで、一応裏方の管理人がいる、
なんてスタイルだと敷居が低いかも、
ってそれはすでにTRPGじゃないのか;

うん、ちゃんと脚本のある劇に参加するには、
演技力と経験と練習と場慣れが必要で、
そうしたスキルを呼吸するように身につけていないと、
という壁を感じてしまうかな。
少なくともリプレイに起こすためのセッションとかだと(汗)。


まあ個人により好き嫌いはあるでしょう
丹川幸樹
 私は割合,きっかりと組み立てられた物語が好きなのは事実ですね。
 リアリティと言うよりも,そんな簡単な方法で問題を解決するのが許せないと言うか(笑)。
 この辺はストーリーの好き好きです。はい。
 もっともB級の物語が必ず全部嫌いだと言う訳ではないのです。ただ,重厚な物語の方がもっと好き。もっと好きなものがあるのに,違うストーリーばっかり遊んでいると,なんだか空しい気分になってくる…というのが,より正確なところかな。

 でも演技力とか経験なんかは,実はアドリブの方が求められるのは事実(苦笑)。
 アドリブマスターできる人は,個人としては力量あると思いますよ。才能か能力がないとできませんから。
 だから私はロールプレイ否定,アドリブに頼らない,という方向でシステムを考えていくことになるわけです。
 それはAマホと真逆の発想になるわけですが。


コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
アドリブマスターを思い出した
そうかこういうのは君は好きではないシステムなんだ。
私は参加できるなら好きだな、即興劇(笑)。
そして「何度も挑戦してもダメ」な物語はさほど好きでなくて、
人生観も「どっかに一発逆転は転がってないかなぁ」と、楽したいタイプなんで(^^;
それにB級の強引さも、ツボにはまれば好き。少林サッカーとか;
「おい、そんな理由で~」という感想が出てくるのは、
最低限のリアリズムは担保したいと考えているからかな。
私は別に、物語世界が砂上楼閣で作られていてもあまり気にしない。
面白ければ良しw

こじつけ型、ってことはその場のノリを制したもの勝ちなのかな。
メッセの友人でアドリブマスターを自認する人がいるんだけど、
彼はこういうの好きかも。
なりきりチャットだってカウンセリングだって、
役割演技のグループセラピーだってTRPGだし、
そもそも人生自体TRPGだ、と言ってたからな。
以前「戦闘もダイスもないTRPG」について話した時。

そいでもって携帯のオンラインセッションで、こういうのが
寝転がりながら出来るといいな、
とか言ってみる(笑)。
参入自由、プレイ時間も自由、
一つの掲示板でみんなが遊んで、一応裏方の管理人がいる、
なんてスタイルだと敷居が低いかも、
ってそれはすでにTRPGじゃないのか;

うん、ちゃんと脚本のある劇に参加するには、
演技力と経験と練習と場慣れが必要で、
そうしたスキルを呼吸するように身につけていないと、
という壁を感じてしまうかな。
少なくともリプレイに起こすためのセッションとかだと(汗)。
2006/07/10(Mon) 23:55 | URL  | 水瀬瑞樹 #mooPkzBU[ 編集]
まあ個人により好き嫌いはあるでしょう
 私は割合,きっかりと組み立てられた物語が好きなのは事実ですね。
 リアリティと言うよりも,そんな簡単な方法で問題を解決するのが許せないと言うか(笑)。
 この辺はストーリーの好き好きです。はい。
 もっともB級の物語が必ず全部嫌いだと言う訳ではないのです。ただ,重厚な物語の方がもっと好き。もっと好きなものがあるのに,違うストーリーばっかり遊んでいると,なんだか空しい気分になってくる…というのが,より正確なところかな。

 でも演技力とか経験なんかは,実はアドリブの方が求められるのは事実(苦笑)。
 アドリブマスターできる人は,個人としては力量あると思いますよ。才能か能力がないとできませんから。
 だから私はロールプレイ否定,アドリブに頼らない,という方向でシステムを考えていくことになるわけです。
 それはAマホと真逆の発想になるわけですが。
2006/07/11(Tue) 15:30 | URL  | 丹川幸樹 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。