ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
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 今日のセッションで気がついたことから。
 どうやTRPGの戦闘は抽象化されるようです。
 それは、コマを使う戦闘から使わない戦闘へ…という意味では全くありません。
 多分、どれだけ慣れてもコマは使った方が良いと思います。

 そうではなくて、例えば具体的にはダメージの話。
 最初のころは、「あ、13点ダメージを食らった。死にそうだ。あいつ強いぞ」という認識や会話の仕方をするわけです。食らった後、具体的な数字が明らかになった後、認識や対策が生まれるのです。
 ところがゲームに慣れてくると、「あいつは1D+7のダメージだから、痛いぞ」という会話になります。これは、ダメージを受ける前に、受けると予想されるダメージについて議論するわけで、実際に具体的なダメージの数値は存在していません。期待値や最大値、最頻値などで当たりをつけるとは言え、くらっていないもの、つまり現実に存在していないものについて議論するのですから、確かに一段階抽象化されているわけです。

 この程度の抽象化であったとしても、ゲームに慣れていない人にとっては、話だけ聞いて直感的に理解することは、それなりの難易度があるとも分かりました。
 裏に返すと、直感的理解を伴わないのは、抽象化されているからです。現実にダメージを食らって「どう、死にそうでしょ? この攻撃は痛いでしょ?」聞けば、分からない人はほとんどいないでしょう。
 いわゆる「ゲームの慣れ」の中身には、どうもこの抽象化の進行の結果が含まれているようです。

 だからどうしたと言われると困りますが、そういう現象があるのではないかと、ふと思ったと。ただそれだけです。
 こう言う話って、認知科学の本などを読むと出ているものなんですかね?
 プロのゲームデザイナーの方々は既に認識済みだったりすることかも知れませんね。

【2006/02/27 02:15】 | トークRPG
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