ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
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 ヴィジュアルリプレイはイラストがだいぶ完成してきました。SDと顔絵は全部揃いました。立ち絵はあと一枚です(でもこの一枚は使用頻度が低いので,完成は最後に回すことになっています)。
 デザインも完成して,スクリプトのパーツ作成が始まりました。
 先週まで二週間ほど続いた,調整のためのメールラッシュは,突然ぴたりと終了しました(笑)。

 さて私は,リプレイの本文の推敲中です。
 なんと言うか,緊張しますね。そしてへとへとに疲れます。
 結局,本文がヴィジュアルリプレイの心臓なのでありまして。リプレイという料理の素材がセッションならば,本文推敲は調理。刺身ですら料理人の腕前で美味しさが変わるのですから,ここは(ここも)大事です。
 ところで今回推敲していて気がついたのですが,実は「推敲方針」ってかなり大事なんですね。
 推敲していると,ヴィジュアルリプレイが現時点では成し遂げられていない点を発見したりもします。
 例えばヴィジュアルリプレイはロジカルな傾向が強いのですね。しかし人間の思考にはランダム性があって,でたらめに色々なことを思いついて,前に考えていたことを忘れます。自分が今さっき口にしたことも忘れていることもしばしあります(笑)。
 その結果,一瞬前に言ったことと,今話していることをくっつければ問題の答えが出てくるのに,それに気づかずに延々悩んでいたりする。
 会話だとこれでも成立するのですが,文章になると何故悩んでいるのか,意味不明になります。しかも最終的には,「一瞬前に言ったこと」を思い出して解決方法を見つけたりします。そのまま会話を書いただけでは,整理されていない,ぐちゃまらとした良くないリプレイにしか見えません。
 でもプレイヤーはダメなんですよ。もう一瞬前のことを忘れていますから(笑)。

 だから推敲段階で,文章を読んでいる人が違和感を感じないように,手を入れる事になります。一瞬前のセリフをカットするとか,補足説明を入れるとか。
 でも手を入れていて思うんですよね。「ああ,このプレイヤーの思考の揮発性を,そのまま再現できて,しかも読んでいて面白くできればいいのに」
 それは決して,会話をそのまま書き起こせば実現できるものでは,ないのですね。
 多分ここを解決するのが,文字書きとしての感性なのではないかと思うのですが…

 しかし,そういう事を気にすると,文章が迷走を始めることがあります(苦笑)。
 確かにランダム思考性の再現ができれば素敵ですが,しかしヴィジュアルリプレイはロジカルな話を書くものだという頭で書き始めています(本当にそれだけでないといけないのかはともかくとして,少なくとも書き始める時はそう思っている訳です)。ですのでランダム思考が明白に出ている部分の前は,文章展開がロジカルなのです。
 ロジカルな中にランダムが唐突に混じると,首尾一貫しない,意味不明かつ不明瞭な文章が出来上がります。川を泳いでいる人が,突然沼に入り込んだような,ぬたっとした抵抗感が出てきます。
 ところが書き手の側は,新しい目標(?)に気を取られていて,その混沌さを上手く解決する方法が見つけられません。何度読み返しても,どういじっていいのか分かりません。分からないのですが,決してそのままで良い内容ではありません。
 そういう迷路から脱出するには,結局,最初の推敲方針に立ち返るしかないんですね。
 思いつきだけで進んでいくと,ぬかるみにはまると。
 どうしても新しいアイディアが出てくると,最初に決めた方針を忘れてしまいがちですけれどね(苦笑)。


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 推敲していると,ヴィジュアルリプレイが現時点では成し遂げられていない点を発見したりもします。
 例えばヴィジュアルリプレイはロジカルな傾向が強いのですね。しかし人間の思考にはランダム性があって,でたらめに色々なことを思いついて,前に考えていたことを忘れます。自分が今さっき口にしたことも忘れていることもしばしあります(笑)。
 その結果,一瞬前に言ったことと,今話していることをくっつければ問題の答えが出てくるのに,それに気づかずに延々悩んでいたりする。
 会話だとこれでも成立するのですが,文章になると何故悩んでいるのか,意味不明になります。しかも最終的には,「一瞬前に言ったこと」を思い出して解決方法を見つけたりします。そのまま会話を書いただけでは,整理されていない,ぐちゃまらとした良くないリプレイにしか見えません。
 でもプレイヤーはダメなんですよ。もう一瞬前のことを忘れていますから(笑)。

 だから推敲段階で,文章を読んでいる人が違和感を感じないように,手を入れる事になります。一瞬前のセリフをカットするとか,補足説明を入れるとか。
 でも手を入れていて思うんですよね。「ああ,このプレイヤーの思考の揮発性を,そのまま再現できて,しかも読んでいて面白くできればいいのに」
 それは決して,会話をそのまま書き起こせば実現できるものでは,ないのですね。
 多分ここを解決するのが,文字書きとしての感性なのではないかと思うのですが…

 しかし,そういう事を気にすると,文章が迷走を始めることがあります(苦笑)。
 確かにランダム思考性の再現ができれば素敵ですが,しかしヴィジュアルリプレイはロジカルな話を書くものだという頭で書き始めています(本当にそれだけでないといけないのかはともかくとして,少なくとも書き始める時はそう思っている訳です)。ですのでランダム思考が明白に出ている部分の前は,文章展開がロジカルなのです。
 ロジカルな中にランダムが唐突に混じると,首尾一貫しない,意味不明かつ不明瞭な文章が出来上がります。川を泳いでいる人が,突然沼に入り込んだような,ぬたっとした抵抗感が出てきます。
 ところが書き手の側は,新しい目標(?)に気を取られていて,その混沌さを上手く解決する方法が見つけられません。何度読み返しても,どういじっていいのか分かりません。分からないのですが,決してそのままで良い内容ではありません。
 そういう迷路から脱出するには,結局,最初の推敲方針に立ち返るしかないんですね。
 思いつきだけで進んでいくと,ぬかるみにはまると。
 どうしても新しいアイディアが出てくると,最初に決めた方針を忘れてしまいがちですけれどね(苦笑)。

【2007/06/19 13:34】 | 天地未だ形れざるとき
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