ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
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 古本屋で何気なく見つけた本を読んでみました。

 ヒット商品を最初に買う人たち(森行生/ソフトバンク新書)

 古本屋で買いましたが、発行は07年3月ですから、最近の本です。
 あっさり読めるマーケティングの入門書のような感じでしょうか。
 マーケティングの世界には「イノベーター理論」なるものがあるそうで、この理論についてかなり分かりやすく説明してあります。

 こういう本に何気なく手が伸びるようになったのは、いつ頃からでしょう…。実際に買うことは少なかったのですが、立ち読みはしばしばしていました。
 かけた手間の割に売れない同人誌ばっかり作っていますから(笑)。それはそれで良いと認める自分がいる一方、努力の方向性を変えれば、もっと多くの人に買ってもらえるようになるのだろうか…という事も、つい考えてしまう時があります。
 逆に大した手間はかかっていないし、他と比べて内容的にも遜色があるにも関らず、良く売れた同人誌もありましたし。
 そこに冬の時代に心に根付いたTRPGというジャンルへの心配が重なり、「もっとプレイ人口が増えるTRPGを作るために、必要なことって何だろう」ということも、時折考え込んだりもするものでして。
 SOWさんがマーケティングの本を読んでいると聞いたことも、伏線の一つにはなっていますかね。
 ただ今回の直接の動機は、「千の道」の新たなダウンロード販売サービスへの申込みでした。今までと全然毛色の違うサイトに出すので、「どうアピールして良いのか困っていた」所だったのです。
 何か参考を求めていたのですね。
 …ええ、きっちり参考になりました(笑)。宣伝文は書き直します。
 ただ、もう千の道は頒布開始から2年経っているから、手遅れかも知れない…(汗)。

 この本は女子高生に向けた商品を作りなさい、という本ではありません。「ヒット商品を最初に買う人たち」と聞くと、そういう印象を受けがちですが、違うのですね。
 ヒット商品は最初、イノベーターと言われるタイプの人に買われるそうです。
 このイノベーター、意外なことにただ好奇心が旺盛なだけではないそうです。自分の意見や判断をきっちり持っているとか、お金使い方が特徴的だとか、いろいろと条件があるようです。
 そしてイノベーターは化粧品、車、デジカメなどのジャンルごと(時に商品ごと)にいて、それぞれのジャンルや商品のヒットの入口を担う人だそうです(当然、車のイノベーターは女子高生ではありえませんね)。

 さて。イノベーターの詳しい話や実例、その口説き方などは、本を読んでもらうとして。
 この本を読んだところから考えますと、ヒットするTRPGを作るためには、「非TRPGゲーマーが求めるTRPG」を作る必要があることになりそうです。
 非TRPGゲーマーが欲しがるTRPGって何でしょう?
 多分、マンチキンにキャラが作りこめるシステムではないと思います。

 TRPGの強みと言われるものはいくつかありますが、私がTRPGの外の人と会話していて「これは売りにできるな」と常々思っているものは二つあります。
 「コミュニケーション」と「ストーリー」です。
 特に前者のコミュニケーションは、TRPGが直接会わないと遊べないものだと言う点が、逆に強力な武器にできると思います。
 つまり、「会う口実にできる」「会ってもやる事がない、しかし人と会いたい…という時に遊べる」
 ただし、そのためには色々と考え直さなくてはならない点があります。
 多分、「1セッション30分」「プレイヤー人数1~3人」、そのぐらいの条件を満たせるシステムが必要です。
 6時間だとか時間かかるものに、5人だか6人だかの人数を揃えるのはかなり大変です。プレイ時間と人数を減らすことで、TRPGを遊ぶのに必要な環境を持っている人を増やすことができます。先刻承知のことかと思いますが。
 あと事前準備の手間もできるだけかからない方が望ましいですね。「ルールブックを読まずに遊び始められる」とか「シナリオ作らなくていい」とか。

 個人的には「カップルで遊べるTRPG」ってのが狙い目だと思うのですよ。デート先に困っているカップルにTRPGを!(笑)
 カップル向けなら、セッション時間は30分よりかなり長くても大丈夫かも知れません。
 ただ、女性に受ける代物じゃなきゃ(笑)。
 もちろん男の方も完全な付き合いじゃあ、嫌になるでしょう。
 …すると「ストーリー」は「NANA」や「のだめ」あたりの、男女両方から支持される物語が遊べるゲームでいかがでしょう?


 割と無茶なことを書いていますが、必要から仕様を決定すると、往々にして無理難題が並びます(笑)。
 「さあ、この難問をどう解決して行こうか?」
 そこが物づくりの楽しいところ。

 あ、「Aマホなら実現できる」とか言う人が居そうな気がしてきました。そう思うならAマホを非TRPG層に売り込んで下さい。
 多分、僕はAマホは捉えどころが無さ過ぎて、そのままの形では上手く行かないと思いますが…。
 でも範囲を絞った形ならば、案外上手く行くかも? かも?
 なんか悔しいですねぇ(苦笑)。
 私は、私なりのアイディアがあるので、それで頑張ってみましょうかねぇ。
 ただ「ストーリー」が難しいですねぇ。
 戦闘有りでいいなら、プレイヤー1人・セッション時間30分で、しっかり満足できるシステムは作れるように思います。


//追記

 後から考えて見ますと,イノベーターとなる人は,そのジャンルと全く接点が無い人ではないのですね。
 (そのジャンルの内部にいる従来型のイノベーターの他に)「そのジャンルについてはフォローワーだけれども,他のジャンルでイノベーター」というタイプの人が,新しくイノベーターになる可能性がある…という話なのですから。
 すると今までのTRPGとは全く別の人を引っ張ってくれば良いという話にはなりませんね。すでにTRPGを遊んでいるか,TRPGは知っている(興味はある)けど遊んでいない,という層を対象にすべきなのであって。
 するとNANAじゃダメですかね? あるいはそれでもやはりNANAで行ける?
 …まあ,もう少し考えてみますか。



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 ただ今回の直接の動機は、「千の道」の新たなダウンロード販売サービスへの申込みでした。今までと全然毛色の違うサイトに出すので、「どうアピールして良いのか困っていた」所だったのです。
 何か参考を求めていたのですね。
 …ええ、きっちり参考になりました(笑)。宣伝文は書き直します。
 ただ、もう千の道は頒布開始から2年経っているから、手遅れかも知れない…(汗)。

 この本は女子高生に向けた商品を作りなさい、という本ではありません。「ヒット商品を最初に買う人たち」と聞くと、そういう印象を受けがちですが、違うのですね。
 ヒット商品は最初、イノベーターと言われるタイプの人に買われるそうです。
 このイノベーター、意外なことにただ好奇心が旺盛なだけではないそうです。自分の意見や判断をきっちり持っているとか、お金使い方が特徴的だとか、いろいろと条件があるようです。
 そしてイノベーターは化粧品、車、デジカメなどのジャンルごと(時に商品ごと)にいて、それぞれのジャンルや商品のヒットの入口を担う人だそうです(当然、車のイノベーターは女子高生ではありえませんね)。

 さて。イノベーターの詳しい話や実例、その口説き方などは、本を読んでもらうとして。
 この本を読んだところから考えますと、ヒットするTRPGを作るためには、「非TRPGゲーマーが求めるTRPG」を作る必要があることになりそうです。
 非TRPGゲーマーが欲しがるTRPGって何でしょう?
 多分、マンチキンにキャラが作りこめるシステムではないと思います。

 TRPGの強みと言われるものはいくつかありますが、私がTRPGの外の人と会話していて「これは売りにできるな」と常々思っているものは二つあります。
 「コミュニケーション」と「ストーリー」です。
 特に前者のコミュニケーションは、TRPGが直接会わないと遊べないものだと言う点が、逆に強力な武器にできると思います。
 つまり、「会う口実にできる」「会ってもやる事がない、しかし人と会いたい…という時に遊べる」
 ただし、そのためには色々と考え直さなくてはならない点があります。
 多分、「1セッション30分」「プレイヤー人数1~3人」、そのぐらいの条件を満たせるシステムが必要です。
 6時間だとか時間かかるものに、5人だか6人だかの人数を揃えるのはかなり大変です。プレイ時間と人数を減らすことで、TRPGを遊ぶのに必要な環境を持っている人を増やすことができます。先刻承知のことかと思いますが。
 あと事前準備の手間もできるだけかからない方が望ましいですね。「ルールブックを読まずに遊び始められる」とか「シナリオ作らなくていい」とか。

 個人的には「カップルで遊べるTRPG」ってのが狙い目だと思うのですよ。デート先に困っているカップルにTRPGを!(笑)
 カップル向けなら、セッション時間は30分よりかなり長くても大丈夫かも知れません。
 ただ、女性に受ける代物じゃなきゃ(笑)。
 もちろん男の方も完全な付き合いじゃあ、嫌になるでしょう。
 …すると「ストーリー」は「NANA」や「のだめ」あたりの、男女両方から支持される物語が遊べるゲームでいかがでしょう?


 割と無茶なことを書いていますが、必要から仕様を決定すると、往々にして無理難題が並びます(笑)。
 「さあ、この難問をどう解決して行こうか?」
 そこが物づくりの楽しいところ。

 あ、「Aマホなら実現できる」とか言う人が居そうな気がしてきました。そう思うならAマホを非TRPG層に売り込んで下さい。
 多分、僕はAマホは捉えどころが無さ過ぎて、そのままの形では上手く行かないと思いますが…。
 でも範囲を絞った形ならば、案外上手く行くかも? かも?
 なんか悔しいですねぇ(苦笑)。
 私は、私なりのアイディアがあるので、それで頑張ってみましょうかねぇ。
 ただ「ストーリー」が難しいですねぇ。
 戦闘有りでいいなら、プレイヤー1人・セッション時間30分で、しっかり満足できるシステムは作れるように思います。


//追記

 後から考えて見ますと,イノベーターとなる人は,そのジャンルと全く接点が無い人ではないのですね。
 (そのジャンルの内部にいる従来型のイノベーターの他に)「そのジャンルについてはフォローワーだけれども,他のジャンルでイノベーター」というタイプの人が,新しくイノベーターになる可能性がある…という話なのですから。
 すると今までのTRPGとは全く別の人を引っ張ってくれば良いという話にはなりませんね。すでにTRPGを遊んでいるか,TRPGは知っている(興味はある)けど遊んでいない,という層を対象にすべきなのであって。
 するとNANAじゃダメですかね? あるいはそれでもやはりNANAで行ける?
 …まあ,もう少し考えてみますか。


【2007/06/21 23:40】 | トークRPG実験箱
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