ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
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 (mixiからの転記)

 今更ながらで大変恐縮ですが、バトルテックの小説「グレイデス」シリーズを読みました。
 周囲では割と好評のこの作品、古本屋で見つけて揃えたのは私なのに、貸すばっかりで全然読んでいなかったという…(汗)
 前世を悔い改めて、蛙に転生した今世でようやく読みました。確かに面白かったですね。

 主人公はメック(ロボット。まあボトムズとかガンダムとかそういう想像でよろしかろう)のパイロット(候補)で、傭兵部隊の統領の御曹司。
 そのまま傭兵部隊を継ぐはずだったのですが…
 跡を継ぐはずだった傭兵部隊がいきなり全滅、メック戦士だったはずなのに乗るべきメックは一機もなく…という素敵な状況が発生。
 たった一人で放り出された所から、徒手空拳で逆転して行く爽快なストーリーです。
 次々と降りかかる無理難題、くるくると引っくり返る優勢劣勢が(特に第1巻が)見事で、なかなか読ませます。
 
 また個人的に興味深かったのは、メックが書かれているのではなく、「バトルテックの世界」が描かれていたこと。
 歩兵から見たメック、メックから見た歩兵、気圏戦闘機、ドロップシップ、ジャンプシップ。そして遠い星の彼方の惑星の景色。
 バトルテックの世界には確かにあるものの、メインを張ることが少ない部分がきちんと描かれていて、「そうだよ、小説家は世界を書かなくっちゃ」と妙に頷きながら読んでいました。
 ただメックがドンパチやっているだけの小説だったら、6巻も読めなかった気がします。
 まあライフルマン強すぎとか、クリタ正規軍弱すぎとか、歩兵強すぎとか、あるにはありますけどねー(笑)。


 さて。ここからが蛇足にして本題。
 グレイデス・シリーズを読んで真っ先に頭に浮かんだのが、実はコナン・ザ・グレートでした。
 まあコナンは映画を1.・2本見たことがある程度なのですが、それよりHT&TつながりのSOWさんのコナン評・T&T評が印象的で。
 「面白いT&Tの有り方はコナンにある。コナンがどんな栄光を掴み取ろうと、どんな財宝をどんな権力を手に入れようと、次の話の冒頭では嵌められたり裏切られたりして、コナンはドン底におちる。そしてそこから這い上がるが面白い物語なのだ。そしてT&Tでもそれは一緒」
 グレイデスもこのSOWさん評のコナンをきちんと踏襲しています。ヴェルダンディでもヘルムでも、グレイ軍団は必ず前半で全滅寸前になる(笑)。
 そしてわざわざSOWさんのコメントを私がひっぱって来たのは、私自身、面白い物語の作り方がそうだと思っているから。
 グレイデスは、私の物語作成の型の理想に近い造りをしているんですね。(まあ骨と肉は違う問題ですけれども)

 もっとも、グレイデスよりもっと徹底的にコナンしている物語(群)があります。
 中国大陸の歴史小説。
 三国志、項羽と劉邦、孫子伝(というか春秋戦国の宋・呉・越)、あるいはチンギス・ハンなども。
 特にチンギス・ハンが凄いですかね。戦に負けると味方がほぼゼロになる。「勢力になってきたなぁ」と思った次の戦いで負けて、もう味方は家族だけ。そこから再起して大勢力になるも、またも一度の敗戦で軍団は消滅。でもそれでも再起するんですね(笑)。
 実際にそんな経験をしたらたまったものではないですけれども、物語としては非常に面白いのです。(後半、ジャムカが死んだたあたりから、負けても基盤が揺るがなくなって面白くなくなるのですが)


 というわけで、私は思うわけです。
 「GMはPCをどん底まで叩き落とさにゃならん」
 と。

 でもこう言う事言うと、水戸黄門好きの皆様から文句ばっかり言われるんですよねー(苦笑)。
 まあ、私が水戸黄門が好きでない(水戸黄門型のシナリオをやりたがらない)所以が、この辺りにあったりもします。
 いいですよ異端派で。だってグレイデス面白いじゃん。面白いならTRPGでやったっていいじゃん。そうすると常識と違うシナリオになっちゃうだけじゃん。

 …って最後は愚痴かい(笑)。


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 また個人的に興味深かったのは、メックが書かれているのではなく、「バトルテックの世界」が描かれていたこと。
 歩兵から見たメック、メックから見た歩兵、気圏戦闘機、ドロップシップ、ジャンプシップ。そして遠い星の彼方の惑星の景色。
 バトルテックの世界には確かにあるものの、メインを張ることが少ない部分がきちんと描かれていて、「そうだよ、小説家は世界を書かなくっちゃ」と妙に頷きながら読んでいました。
 ただメックがドンパチやっているだけの小説だったら、6巻も読めなかった気がします。
 まあライフルマン強すぎとか、クリタ正規軍弱すぎとか、歩兵強すぎとか、あるにはありますけどねー(笑)。


 さて。ここからが蛇足にして本題。
 グレイデス・シリーズを読んで真っ先に頭に浮かんだのが、実はコナン・ザ・グレートでした。
 まあコナンは映画を1.・2本見たことがある程度なのですが、それよりHT&TつながりのSOWさんのコナン評・T&T評が印象的で。
 「面白いT&Tの有り方はコナンにある。コナンがどんな栄光を掴み取ろうと、どんな財宝をどんな権力を手に入れようと、次の話の冒頭では嵌められたり裏切られたりして、コナンはドン底におちる。そしてそこから這い上がるが面白い物語なのだ。そしてT&Tでもそれは一緒」
 グレイデスもこのSOWさん評のコナンをきちんと踏襲しています。ヴェルダンディでもヘルムでも、グレイ軍団は必ず前半で全滅寸前になる(笑)。
 そしてわざわざSOWさんのコメントを私がひっぱって来たのは、私自身、面白い物語の作り方がそうだと思っているから。
 グレイデスは、私の物語作成の型の理想に近い造りをしているんですね。(まあ骨と肉は違う問題ですけれども)

 もっとも、グレイデスよりもっと徹底的にコナンしている物語(群)があります。
 中国大陸の歴史小説。
 三国志、項羽と劉邦、孫子伝(というか春秋戦国の宋・呉・越)、あるいはチンギス・ハンなども。
 特にチンギス・ハンが凄いですかね。戦に負けると味方がほぼゼロになる。「勢力になってきたなぁ」と思った次の戦いで負けて、もう味方は家族だけ。そこから再起して大勢力になるも、またも一度の敗戦で軍団は消滅。でもそれでも再起するんですね(笑)。
 実際にそんな経験をしたらたまったものではないですけれども、物語としては非常に面白いのです。(後半、ジャムカが死んだたあたりから、負けても基盤が揺るがなくなって面白くなくなるのですが)


 というわけで、私は思うわけです。
 「GMはPCをどん底まで叩き落とさにゃならん」
 と。

 でもこう言う事言うと、水戸黄門好きの皆様から文句ばっかり言われるんですよねー(苦笑)。
 まあ、私が水戸黄門が好きでない(水戸黄門型のシナリオをやりたがらない)所以が、この辺りにあったりもします。
 いいですよ異端派で。だってグレイデス面白いじゃん。面白いならTRPGでやったっていいじゃん。そうすると常識と違うシナリオになっちゃうだけじゃん。

 …って最後は愚痴かい(笑)。

【2008/07/29 22:44】 | トークRPG
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