ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
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 「青の彼方の島」のニコ動向け編集作業、第4話があと少しで終りそうです。
 第3話の大作業っぷりと比べて、この作業量の少なさは何だろう。

 それはそうと。
 第4話を読み返していて、さらりとGMテクニックが埋め込んであった箇所があったので、掘り返しておきます。
 私のテクニックが誰かのお役に立てれば。


 TRPGのシナリオというのは、PCに合わせてGMがチューンすることができます。
 キャラクターがどんなに強かろうと、逆にあまりにヘナチョコであったとしても、GMがチューンして最適なゲームバランスを取ることが、理論上可能です。
 マンチキンがどんなにイヤラシイ人種であろうとも、GMのチューンが完璧であれば、実は何の問題もありません。
 (問題なのは完璧なチューンがなかなか出来ないと言う点なのです)
 コンベンションはともかく、仲間内でのカジュアルセッションならば、チューンしないことが珍しいぐらいではないでしょうか。
 しかしチューンしすぎたシナリオは逆に問題になることがあります。
 PCがどんな風にキャラを作ろうとも、プレイヤーが違いを実感できなくなってしまうからです。
 キャラ作成の意義を感じられなくなってしまったプレイヤーを相手にGMするのは、しんどいですよ。

 私は時々、敢えて「PCが持っていない能力が必要な場面」を出すようにしています。
 「青の彼方の島」ならば第4話の「水の試練」がそれです。
 PCに水属性の攻撃手段を持つ人がいない事を分かった上で、水が解決に必要な障害を用意しました。
 「ファイアーボルトでなくウォータースピアにすれば、ここを上手く突破できたのに」と、一瞬で十分なのでプレイヤーに思ってもらう。
 そうすることで、スキル選択に意義を感じてもらい、どんな風にキャラクターを作っても同じだと思わせないようにしよう、と言う発想なのです。
 もちろん、全く解決不能でシナリオが先に進まないのでは面白くありませんから、大ダメージを受けるとか、効率の悪い方法でも先に進めるようにしてある訳ですね。

 この方法には、シナリオを楽勝だと思わせない効果と、新鮮味も付随します。
 PCの能力に最適化されていない障害は、まずプレイヤーに解決方法を悩ませ、次にいつも決まったパターンとは異なる方法で解決することを求めます。
 ささやかですが、大事なテクニックです。
 (ただし、やりすぎないことも大事。やりすぎると、「すべての能力をPCが持つことなんて不可能なんじゃー」とキレられます。あくまで時々やる程度が良いでしょう)


 実はその逆もやっています。
 火属性が効果的な敵も用意しておきました。ファイアーボルトを選んで正解だった場面です。
 「PCの選択が図に当たる場面」というのも時々入れると、プレイヤーは嬉しがるものです。
 もっとも人間と言うものは、上手く行った記憶より上手く行かなかった記憶の方が強く残るもので、差し引き若干マイナスですかね(笑)。
 あと、「PC大正解」はGMが調整を間違えた場合に良く発生することが多いので、PCの大活躍が続いているようならば、敢えて入れる必要はありませんね。


 時々こういったテクニックを、思い出したようにやっておくと、あなたのセッションに参加するプレイヤーのモチベーションを上げることができると思いますよ。


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 私は時々、敢えて「PCが持っていない能力が必要な場面」を出すようにしています。
 「青の彼方の島」ならば第4話の「水の試練」がそれです。
 PCに水属性の攻撃手段を持つ人がいない事を分かった上で、水が解決に必要な障害を用意しました。
 「ファイアーボルトでなくウォータースピアにすれば、ここを上手く突破できたのに」と、一瞬で十分なのでプレイヤーに思ってもらう。
 そうすることで、スキル選択に意義を感じてもらい、どんな風にキャラクターを作っても同じだと思わせないようにしよう、と言う発想なのです。
 もちろん、全く解決不能でシナリオが先に進まないのでは面白くありませんから、大ダメージを受けるとか、効率の悪い方法でも先に進めるようにしてある訳ですね。

 この方法には、シナリオを楽勝だと思わせない効果と、新鮮味も付随します。
 PCの能力に最適化されていない障害は、まずプレイヤーに解決方法を悩ませ、次にいつも決まったパターンとは異なる方法で解決することを求めます。
 ささやかですが、大事なテクニックです。
 (ただし、やりすぎないことも大事。やりすぎると、「すべての能力をPCが持つことなんて不可能なんじゃー」とキレられます。あくまで時々やる程度が良いでしょう)


 実はその逆もやっています。
 火属性が効果的な敵も用意しておきました。ファイアーボルトを選んで正解だった場面です。
 「PCの選択が図に当たる場面」というのも時々入れると、プレイヤーは嬉しがるものです。
 もっとも人間と言うものは、上手く行った記憶より上手く行かなかった記憶の方が強く残るもので、差し引き若干マイナスですかね(笑)。
 あと、「PC大正解」はGMが調整を間違えた場合に良く発生することが多いので、PCの大活躍が続いているようならば、敢えて入れる必要はありませんね。


 時々こういったテクニックを、思い出したようにやっておくと、あなたのセッションに参加するプレイヤーのモチベーションを上げることができると思いますよ。

【2008/11/28 00:57】 | トークRPG実験箱
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