ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
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 聞いた話によりますと、ヒット作を作り出す条件は「お客さんの心理にどこまで寄り添えるのか」と言うことであるそうです。
 しかしクリエイターと言う生き物には、我が強いから物を創る…そういう人も随分居るのも事実です。その我は自分自身の興味関心です。お客さんの心理ではないのです。
 だからヒット作が作れないと。

 …そんな分かりきったことを書いているのは、今日改めてその「我」と「お客さん」について考え込んでしまったからです。
 お客さんに寄り添うと言うことは、どうも自分を完全に無くすと言うことではないそうです。自分の意見はしっかり持つ。しかし、自分が偏った人間だと認識し、その偏りのズレを修正する努力は必要なのだと。
 例えばブランドバックが素敵だと思えように自分を変えていくとか…。
 そうやって自分をお客さんの視点に徹底的に近づけるためには「血反吐を吐くような努力」が必要なのだそうです。
 我を捨てその努力を徹底的にできる人が、結局ヒット作を作れる。ある意味、武道と一緒です。下手に自分に固執する人は上達できません。

 しかし、私は「普通の人嫌い」というかなりやっかいな特質があります。
 その特質があったからこそ物を創るのであり、偏りこそが物創りの原動力です。…それをなくしてしまったら、果たしてものづくりなんかできるのでしょうか?

 …ところが。
 
 その一方で、私が非常に腐心していることがあります。
 それが「TRPGの常識外し」。
 テーブルトークの中で常識だと思われている概念を、非テーブルトーク的な視点(例えば演劇的な視点、武道的な視点、化学的な視点、などなど)から疑ってみる。
 そうすることにより、「理解しにくい」と言われているTRPGを、「一般の人から見てもっと理解しやすいものに変えられるのではないか」と考えているのです。
 私のリプレイ作りの根底はこの考え方が支えています。
 「数字なんかTRPG知らない人に理解できるわけないじゃないか」
 その考え方の2年前の時点での到達点がヴィジュアルリプレイな訳です。
 …ええ、今のところヴィジュアルリプレイは色々と問題だらけですとも。
 しかし、その問題を改善し、「TRPGを知らない人に楽しんでもらえる作品を作ろう」と思うことには何の抵抗もないのです。
 (ただですね、ヴィジュアルリプレイの感想を下さった方の半分はテーブルトーク未経験者だった…とは言っておきますよ・笑)

 困ったことに、「普通のテーブルトーカー」という存在を想定して、それが世間的な一般人とズレていると認識した場合、私は一般人に寄り添った作品を目指すことに抵抗を感じなくなるのです。
 ということは、血反吐はくほど普通の人に寄り添う努力を続ければ、ヒット作も作れる?

 …無理ですね(笑)。
 やっぱりブランド品は好きになりたくないです(笑)。
 でも、例えば映画の「陽の当たる教室」とか、ああいう「もっと普通の人でも好きな人がいる物語」のTRPGは作ってみたいですね。
 それは…結局は我なのでしょうね。


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 その一方で、私が非常に腐心していることがあります。
 それが「TRPGの常識外し」。
 テーブルトークの中で常識だと思われている概念を、非テーブルトーク的な視点(例えば演劇的な視点、武道的な視点、化学的な視点、などなど)から疑ってみる。
 そうすることにより、「理解しにくい」と言われているTRPGを、「一般の人から見てもっと理解しやすいものに変えられるのではないか」と考えているのです。
 私のリプレイ作りの根底はこの考え方が支えています。
 「数字なんかTRPG知らない人に理解できるわけないじゃないか」
 その考え方の2年前の時点での到達点がヴィジュアルリプレイな訳です。
 …ええ、今のところヴィジュアルリプレイは色々と問題だらけですとも。
 しかし、その問題を改善し、「TRPGを知らない人に楽しんでもらえる作品を作ろう」と思うことには何の抵抗もないのです。
 (ただですね、ヴィジュアルリプレイの感想を下さった方の半分はテーブルトーク未経験者だった…とは言っておきますよ・笑)

 困ったことに、「普通のテーブルトーカー」という存在を想定して、それが世間的な一般人とズレていると認識した場合、私は一般人に寄り添った作品を目指すことに抵抗を感じなくなるのです。
 ということは、血反吐はくほど普通の人に寄り添う努力を続ければ、ヒット作も作れる?

 …無理ですね(笑)。
 やっぱりブランド品は好きになりたくないです(笑)。
 でも、例えば映画の「陽の当たる教室」とか、ああいう「もっと普通の人でも好きな人がいる物語」のTRPGは作ってみたいですね。
 それは…結局は我なのでしょうね。

【2006/05/18 23:27】 | 天地未だ形れざるとき
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