ただ見上げるより この手を伸ばしてみたくなるだけ (ポコアポコ/カヒーナムジカ)
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 コルセックの本サイトでは、ルナルやガープスについて極力語りたくないのですが、ここでは場合によっては語りましょう。自分がゲームを作った時に気をつけたいポイントになるものを中心に。

 〈嘘発見〉という技能があります。他人の嘘を見抜ける、大変便利な技能です。
 便利なため、持っているのが当然。むしろ持っていないと「下手な作り方のキャラだ」と非難されることすらあります。
 仕方がないので、コルセックのキャラ集は「上手い作り方」になるように作るのですが、実は私の美意識から見ると妥協なんですよね。

 考えてみて下さい。世の中、どのぐらいの人が嘘発見なんかできると言うのです。
 冒険者は確かに一般人とは違う、特殊な人々です。
 しかしだからと言って、パーティに一人ずつ嘘発見ができるキャラが居る…というのが「現実的」だとはあまり思えません。
 
 特殊部隊の軍人や盗賊・暗殺者ぐらいしか学べない、などちゃんと明記されている技能を、(そんな経歴を持っているとは思えない)PCが普通に習得していたり。〈性的魅力〉だってそうですよ。習得している人は皆、遊郭出身者とでも言うんですか?
 しかしここに文句を言うと、キャラ集作りには支障が出ることも経験済みのことであり。

 「だってその技能ないと、このキャラ使えなさ過ぎるよ?」
 「じゃあ適当な経歴つけて下さい」
 「軍人? イメージに合わない」
 「ならその技能はそのキャラに相応しくないんですよ」
 「そんな事言ったら、オフィシャルのガープスキャラだってそうじゃん」
 「ええ、そうですよ」
 「オフィシャルがやってんだからいいじゃん」
 「私としてはオフィシャルへのアンチテーゼの意味もありましてね、」
 「そんな事言ってたらキャラ作れないよ。作れたとして、面白いキャラにならないよ」
 「…………」

 結局、気づかないふりで不問に期すことにしています。

 トラベラーのように、経歴によって習得できるスキルに制限がつくのでない場合、スキル制はかならず「非リアルなスキル習得」を生みます。だって便利な技能持っていた方が得なんですもん。そしてその特技を持つための経歴なんて考えない方がイメージを守れるのですもの。
 当たり前です。

 ではトラベラーだとどうなるのでしょう?
 まあガープスより圧倒的に技能が少ない…という点を考慮するにしても。
 嘘発見のような便利技能は、実は習得できない事が多くなります(笑)。
 宇宙船の運航や商売、戦闘や医療に関る技能は、みんな取得を目指すので、なんとか持っていることが多いですが。ファンタジィに翻訳するなら、盗賊が鍵開け、罠発見・罠解除、聞き耳、それだけできるような感じですね。
 その他、あると便利な技能は、時折持っていることがあったりなかったり。しかも大抵、〈賄賂〉とか変な技能だったりするものです(笑)。
 でも、確かに現実的。
 そしてガープスのように「便利な技能を持っているのが出発点だ。なきゃ話にならん」という発想が出てこないが素晴らしい。

 トラベラーの如く完全ランダムとまでは行かなくても、取れる技能が経歴によって異なる…そういうシステムの方が、現実的でイメージしやすいキャラを作れるのは事実だと思いますよ。
 (もっとも、私はアンチ・リアリストなので、ガープスがリアリティの看板さえ下ろしていれば、この点について文句を言うつもりはありません。看板を掲げているから、「羊頭狗肉だよ」とツッコミたくなるわけです)

 個人的には経歴を導入しているシステムは好きですが、あまり広く支持されているシステム形式ではないですね。キャラの歩んできた人生というか背景も一緒に決まって面白いと思うのですけれども。
 そもそも皆、人生背景を決めるのが嫌いとか。…そんな気はしますね。まあ対象年齢が思春期~青年期ならば、親子関係とか決まらない方が良いんですかね。それから逃げたい年頃かも知れませんね。
 でも逆に言うなら、30代・40代を対象にした大人向けを考えるならば、経歴とか親子関係とか決める方が望まれるかも知れませんよ?〈逆にリアルすぎて嫌だとか…ないわけでもなく〉
 この先のシステムとしては、考えても良いでしょうね。私の少し上の年代の価値観を狙ったTRPGは、鉱脈かも知れないんですよね。

 かと言って、FEARのようにスキル間コンボがどうのとかになると、「もう飽き飽き。見るのも嫌だ」と思いますが。
 別に特技見て「かっこいい」と思わないのでしてね。
 なまじっか思ったとしても、かっこよいのだけ組み合わせたら要らない子…ってことも、無い訳でもないし。
 「アダマスなら盾として役に立つように」とか思うと、もう面倒なだけ。勘弁して。


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 特殊部隊の軍人や盗賊・暗殺者ぐらいしか学べない、などちゃんと明記されている技能を、(そんな経歴を持っているとは思えない)PCが普通に習得していたり。〈性的魅力〉だってそうですよ。習得している人は皆、遊郭出身者とでも言うんですか?
 しかしここに文句を言うと、キャラ集作りには支障が出ることも経験済みのことであり。

 「だってその技能ないと、このキャラ使えなさ過ぎるよ?」
 「じゃあ適当な経歴つけて下さい」
 「軍人? イメージに合わない」
 「ならその技能はそのキャラに相応しくないんですよ」
 「そんな事言ったら、オフィシャルのガープスキャラだってそうじゃん」
 「ええ、そうですよ」
 「オフィシャルがやってんだからいいじゃん」
 「私としてはオフィシャルへのアンチテーゼの意味もありましてね、」
 「そんな事言ってたらキャラ作れないよ。作れたとして、面白いキャラにならないよ」
 「…………」

 結局、気づかないふりで不問に期すことにしています。

 トラベラーのように、経歴によって習得できるスキルに制限がつくのでない場合、スキル制はかならず「非リアルなスキル習得」を生みます。だって便利な技能持っていた方が得なんですもん。そしてその特技を持つための経歴なんて考えない方がイメージを守れるのですもの。
 当たり前です。

 ではトラベラーだとどうなるのでしょう?
 まあガープスより圧倒的に技能が少ない…という点を考慮するにしても。
 嘘発見のような便利技能は、実は習得できない事が多くなります(笑)。
 宇宙船の運航や商売、戦闘や医療に関る技能は、みんな取得を目指すので、なんとか持っていることが多いですが。ファンタジィに翻訳するなら、盗賊が鍵開け、罠発見・罠解除、聞き耳、それだけできるような感じですね。
 その他、あると便利な技能は、時折持っていることがあったりなかったり。しかも大抵、〈賄賂〉とか変な技能だったりするものです(笑)。
 でも、確かに現実的。
 そしてガープスのように「便利な技能を持っているのが出発点だ。なきゃ話にならん」という発想が出てこないが素晴らしい。

 トラベラーの如く完全ランダムとまでは行かなくても、取れる技能が経歴によって異なる…そういうシステムの方が、現実的でイメージしやすいキャラを作れるのは事実だと思いますよ。
 (もっとも、私はアンチ・リアリストなので、ガープスがリアリティの看板さえ下ろしていれば、この点について文句を言うつもりはありません。看板を掲げているから、「羊頭狗肉だよ」とツッコミたくなるわけです)

 個人的には経歴を導入しているシステムは好きですが、あまり広く支持されているシステム形式ではないですね。キャラの歩んできた人生というか背景も一緒に決まって面白いと思うのですけれども。
 そもそも皆、人生背景を決めるのが嫌いとか。…そんな気はしますね。まあ対象年齢が思春期~青年期ならば、親子関係とか決まらない方が良いんですかね。それから逃げたい年頃かも知れませんね。
 でも逆に言うなら、30代・40代を対象にした大人向けを考えるならば、経歴とか親子関係とか決める方が望まれるかも知れませんよ?〈逆にリアルすぎて嫌だとか…ないわけでもなく〉
 この先のシステムとしては、考えても良いでしょうね。私の少し上の年代の価値観を狙ったTRPGは、鉱脈かも知れないんですよね。

 かと言って、FEARのようにスキル間コンボがどうのとかになると、「もう飽き飽き。見るのも嫌だ」と思いますが。
 別に特技見て「かっこいい」と思わないのでしてね。
 なまじっか思ったとしても、かっこよいのだけ組み合わせたら要らない子…ってことも、無い訳でもないし。
 「アダマスなら盾として役に立つように」とか思うと、もう面倒なだけ。勘弁して。

【2006/05/29 01:33】 | トークRPG
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